根管治療と歯髄温存療法

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〒463-0021 名古屋市守山区大森1−2909

顕微鏡歯科シバタの根管治療について

自分では自分にとって普通に普通の事をしているだけだと思っています。ただ時間とマイクロなどの器材を自由につかっている事が他院とは違うかもしれません。
歯根破折の場合の接着療法は保証のない自費診療になります。その後のレジン充填や補綴物も自費診療になります。

1抜髄(神経を取る)の成功率 

残念ながら100%ではありません。
世界的な研究によれば約90%で
日本では約60%とも言われています

▽2感染根管処置と再根管治療

一度感染した根管や根管充填してある歯の再治療の成功率は60〜70%と低くなります

▽3日本の根管治療の評価

初回(抜随)  2,320円〜5,980円
 (それ以外) 1,580円〜4,480円
2回目以降 320〜560円
抜随から根管充填までの治療費の目安は3割負担だと約3〜7千円です。
2回目以降は5分以上の根管治療は完全赤字です。

それでも患者さんごとに30分の予約枠を取っています。
無断キャンセルが重なると予約をお断りします。

▽4歯髄温存療法 AIPC

上述1の通り抜髄ですら100%の成功率ではありません。
だから抜髄の可能性の低くなる歯髄温存療法(AIPC) (リンク先のP136-P138)が好きです
保険点数も低く1回目の処置に時間もかかります。でも自分の子供もAIPCで只今(H25.1)観察中です。
頻度的にはもっとレセプト上で請求されてほしい処置ですH26年6月には日本中で60万本の歯の抜髄が請求されています。歯髄温存療法はたった1109本。うち9本の歯髄温存療法を当院でやりました。
実施数
H22年        0本
H23年   21本/total21本
H24年 100本/total121本
H25年  64本/total185本
H26年  47本/total232本
H27年4月まで 26本
total258本
失敗はたぶん10本以下です。


C2に対してAIPCや充填処置を行います。多くの歯牙では問題は発生しません。残念ながらごく少数とはいえAIPCや充填後に急性症状が出てきて抜髄になることはあります。
歯髄炎で抜髄しなかなか不快症状がとれず患者さんに苦労をかけることがあります。
何らかの根尖病変がある歯だと根管治療だけでは治らず外科的なアプローチが必要な場合もあります。
外科的なアプローチでも治らない場合は根管治療の専門家を紹介することもあります。
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